藤岡藤巻 贈られる言葉関連の情報収集

Q

藤岡藤巻さんの「贈られる言葉」の全歌詞を教えてください。定年間近の上司がテレビで聴いて、とても共感したと笑っていました。 どんな歌詞か興味あります。

A

新卒で入社して 気付けばもう３０数年。そして今日私は 遂に定年を迎える 結局課長止まり 振り返れば夢のよう。出世を夢見たのも 今は遠い思い出 あいまいな笑顔の女子社員から安い花束を受け取り、 気の利いた挨拶も浮かばず、ただ照れ笑いしかできない たんたんと年下の部長が喋りだす 私のこの人生を簡単にまとめやがる 『いい人でした』『慕われていた』『面倒見がよかった』と歯の浮くような贈られる言葉 長い髪を切ったのは面接の前の夜だっただろうか あれからたくさんのものを私は切り捨ててきた 自分としては頑張った 誇りも少しはあるが どこからどう見ても、私は負け組なんだろう 力のない拍手が起こり、荷物をもってお辞儀をする これでホントに終わりなのか？ 何故かわらからないが、やけに悔しい 空になった引き出しクリップが２，３本 机には取り外されたパソコンの端末 そして今、二度と来ない職場を振り向けば皆が目をそらす 贈られる言葉 最後に乗る下りの京浜東北線 満員電車にももう乗ることはないんだ 会社では今頃はもう話題にさえなっていない 誰もが忘れてる 贈られる言葉 ネクタイをはずしたら何かがほどけていった 私は歩き続ける、まだ旅は終わりじゃない

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